君と僕の小さな物語 。

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教室を見渡すと一人すでに席に座っている子が居た 少し茶色い長い髪の後ろ姿 。 こんな子居ただろうか 。 女の子が急に立ち上がり、こっちに近づいてきた 。 女の子は軽く微笑むと 、 「 後藤くん、このクラスの人? 」 そう訪ねてくる 。 僕は静かに頷く 「 私、今日転校してきたの 」 転校生 ‥ ? 昨日のHRではそんな話はなかったのに そして 、転校生なのになぜ僕の名前を知っているのか 「 ねぇ 」 女の子が顔を近づけてくる 「 なんで名前知ってるか、不思議だと思ってるでしょ。 」 図星 ‥ 、 ブレザーのポケットに指差された。 「 ふふ、名札付けっぱなし。 」 ポケットを見る 。 「 あっ!! 」 ほんとだ 、僕の胸には 遠藤 そう書かれた名札が付いていた 。 -
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