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私「シリアさん、御両親は貴女に罪悪感をもってらっしゃるようです。でも貴女の事を思って神殿に預けたようですよ。恨みとかありますか?」
「いいえ、寂しくはありましたが、恨みはありません。」
マリ(彼女は2人からの話を聞いた後にとてもほっとしたみたいですね。いつも微笑んでいるのですが、最初に両親と対面したときよりも微笑みが柔らかなものになっていました。会う前から両親を許していたけれど、今回話を聞けたことで肩の荷が降ろせたみたいです。)
私「では、お互いにハグしましょうかね。」
先ずお父さんとハグしてもらいました。
>
>「あったかいです。」
マリ(「今まですまなかった、お前のことを愛していることに変わりはない」と言ってもらったので、嬉しいと感じました。)
>次にお母さんです。
>少しシリアさん、笑っています。
マリ(ここで堪えきれなくなって涙がこぼれました。泣き笑いですね。過去を過去にすることができて安堵している気持ちもあるし、両親のぬくもりが暖かくて嬉しくて、わたしは嫌われていた訳ではなかったことがわかって幸せという気持ちもある。多分初めてちゃんと泣いたっぽいです。嬉し泣きですね。)
母も「ごめんなさいね、あなたのことが嫌いだから会わなかったわけではないのよ。あなたがわたしの娘であることに変わりはないわ」と伝えてくれました。)
「あんなに大きく感じてたのに、今は私の方が大きいので、すっぽりと腕の中におさまってしまいます。ですがとても大きな愛を感じます。」
次に妹さん。
家族みんなで充分にハグしていただきました。
次にもう一度神殿に戻りました。
神官様にお会いします。
私「マリさん、この方は知り合いですか?」
「はい。会って直ぐにわかりました。年末に会った男性です。」
昨年末に偶然に出会い、いつも一緒にいたような懐かさを感じたそうです。
今はシアトルにいますが、お互いに今後の運命を予感しています。
私「このような前世からの縁があったのですね。
ではシリアさん、何時ものように神様と繋がっていただけますか?」
「はい。……繋がりました。」
マリ(祈りの間の様なところに入って交信していました。)
私「何という神様ですか?」
「アテネ」
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