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とりあえず、加代子ちゃんと話をするために…
加代子ちゃんの手を掴んでみた…
パシッ…
不意に、屋上に乾いた音が響き渡った…
イ…イタイ…
頬を叩かれた…
加代子ちゃんは、何て暴力的な女の子何だろう…
ボッ…と、ほっぺたが熱くなる…
「気が合うね!」
…はい!これは、俺が言いました!
だって、何か加代子ちゃんに踏みつぶされた時…気持ち良かった…
てことは、サディストとマゾ野郎で…
ジャストフィッツ☆
ボコッ!
アッパーです。ナイスッ♪加代子ちゃん…☆
加代子ちゃんを、見ながらハアハア息を荒くしていたら…
「いいわ…あなたが私とつき合うためにミッションを言い渡すわ!」
「ミッ…ション?」
「そう、私が言い渡す事をクリアしたら付き合ってあげても良いって事。」
ミッション?勿論、承りますとも!
ブンブン首を、縦に振ると…
「良いみたいね…。じゃあ、私に生BLを見せなさい。」
「生…BL?」
ってあの、野郎達がウフゥンしてアハァンして恋愛する事だよな…。
「想像してる通りよ。野郎達がウフゥンしてアハァンして恋愛するヤツよ。」
横髪を後ろに流しながら当たり前じゃない!って感じで見てくる…
「分かったなら、返事をしなさい!…あと、BLやGLの事気持ち悪いとか笑ったりしたら許さないから…。」
ツンと、鼻を立てて見下してきた…
で、俺は…何て言えばいいんだ?
「私様とつき合うために生BLをお見せします!って言えば良いのよ…。」
は…はあ…
じ、じゃあ…
「加代子様とつき合うために生BLをお見せします!」
「いい子ね…。」
俺の頭を、撫でて屋上を出て行く加代子ちゃん…
うはぁ♪
素敵だ~☆
しばらく、撫でられた頭をその上からさすった。
でも、生BLか、どんな事するのかな~、そう思いながら家に帰宅した…
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