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結局、BLとやらを教えてやると言った訳だが…
俺は何も知らないからなあ…
まあ、あいつ等の場合そう簡単に騙せるわけ無いと思うしなあ…
「歩君…片平さんが屋上にって呼んでるよ~!」
昼休み、サディスト達を騙す方法を考えていたら、二組の山口君が呼びに来た、加代子ちゃんの事で…
そういえば、加代子ちゃんも二組じゃなかった?
まさか、加代子ちゃんがパシり?まっさかー…な!
この時、山口君の膝の皿が割れてしまっていることを知っているのは、山口君と片平だけだった…とさ。メデタシメデタシ…
by海
屋上につくと加代子ちゃんは、この前俺が背負い投げされた所に居た…
この前のことを思い出しただけで、背負い投げされて打った所がジンジンしだす…
それを見抜いたかのように、加代子ちゃんは、
「この前は、申し訳ないことをしたわね。」
ちょっと困った顔で言われて…
「あ、ぜんぜんぜんぜん、ぜんぜん元気元気。」
笑いながら、言うと困った顔がすぐ無表情になった、なんか、加代子ちゃんってよく分からない…
その時、片平は内心「誰が、あんたの心配なんてするのよ。むしろ、何故今普通に立って居るのか不思議でならないわ…それに、無事で居ることに不満を感じるわ…。」と、思って居ました。それに、気付いていない歩は随分バカで騙されやすい奴だったとさ。おしまい。 by桔平
「ところで、今日あなたの家でBLを3人に教えてあげるみたいね…。歩君って、BLの事知ってたのね。」
「あ、何で加代子ちゃんまで知っているの?」
また、あいつら言いやがったな?
「ええ、桔平から聞いたわ…。それより、BL知ってたなんて頼もしいわね。」
え?頼もしい?そんなあ、照れるしっ♪
歩がデレデレしている中、片平は内心「何知ったかぶりしてんのよ。アンタみたいな、平凡カスマゾ野郎がBLの事知っているワケが無かろうよ…。この様子じゃ、逆に桔平達からBLの事教えてもらう羽目になりそうね…。ハア…情けない…」と、思って居るさなか歩は片平にカッコいいと思われた♪と勘違いしていた。どこまでも、バカな奴でクソな奴だったとさ。 つづく by卓也
つづかねーよ!←誰?
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