サディストってなんか…気持ちがいいですね

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俺はサディストが無意識に好きなヤツらしい、実際俺の周りにはサディストの群れが… 「何がサディストの群れだ…こんなサディストの群れに勝手に紛れ込んでんのお前じゃねーの?変態…」 俺を、流し目にしながら携帯をいじって居る彼の名は、葉山桔平(ハヤマキッペイ) 「…お前ってさ…キモイしなんかうざいし変態だしどうしようもないウジ虫より存在価値ないヤツだよね…」 エロ本片手にコーヒーのんでいるのは、山都海(ヤマトカイ) 「そうだぞ、お前地球外生命体何だぜ?たぶん…。未確認飛行物体に一緒に乗り込んできた宇宙人って訳だ…。さあ、星へ帰れ…」 黒縁メガネをかけながら真面目に、本を読んで居ながらも俺に酷い事を言う彼は石井卓也(イシイタクヤ) みんな、俺のサディストコレクションだ! 「キモいぞ、歩」 申し遅れました、この小説の主人公を勤めます河野歩(カワノアユム)です。 「ゴフッ!」 さすが俺のサディストコレクション君たち、いたぶる事を忘れません… 「誰がコレクションだバーカ!」 はうぅ♪ この、軽快なリズムのような暴言…何てステキなんだ♪ っと、いわなければなりません事を忘れてた… 「俺…告白しようと思うんだ!」 「…俺…彼女居るからパス…」 と桔平… 「ごめん歩…俺やっぱり、付き合うなら地球人がいいんだ…」 と卓也… 「ウジ虫は、ウジ虫と結婚するべきだ…諦めろ…」 と海… あれ?何で俺が振られた感じになっちゃってんの?なにこの感じ… 「それに、俺ノーマルだし…」 「やっ…ちょ待てよ!」 キまった☆木村拓哉 「…」 「…」 「…俺さ、ずっとお前に言いたかったんだけどさ、とりあえずいつもましだったから許してたけどこの際だから、はっきり言ってやるな…死にたまえ…」 と、言う海… 「え?何々?どゆこと?」 「はーい、じゃあ多数決取ろうかー、歩にとりあえず死んでもらいたいひとーてー挙げてー」 ガビーン…俺の周りに、長い手が三本伸びている… 「って事で、ベランダから飛び降りてー♪」 元気よく、ベランダの方へ指を指す桔平… 「良かったな…お前昔から、地獄行ってみたいって言ってたよな…良かったじゃないか…あ…もし向こうの世界で、同じウジ虫仲間の家族に会ったらよろしくいっとけよ…」 いまだに、エロ本を呼んでいる海…
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