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俺が、片平加代子ちゃんにラブレターを渡した次の日俺の下駄箱に…
・アナタの気持ちはよくわかりました。今日、放課後一緒にお話しませんか?私、歩君の事なにも知らないから…
では、良ければ屋上の方へいらして下さい。・
だって…
これって、加代子ちゃんに認められた?
ちょっと嬉しい♪
いんや…めいっぱい嬉しい♪
「良かったな…、片平って告白沢山受けてるらしいけどほとんど無視するらしいぜ~…。」
桔平が、また、彼女から来てるメールを返信しながら言って来る。
「…チッ…振られなかったの~?…残念…」
海が、ため息をつきながら言う…
「ってさあ~、何で振られなかったの?何て言うんだよ~!ひどいじゃんかよ~!」
手足をジタバタしながら言うと、海は心底面倒くさそうに、
「歩はさ~、片平の事何も知らねーからそんな事言えるんだよ…。」
確かに、そうかもしれない…。
俺が分かることと言ったら片平加代子ちゃんは…髪型が、変わってる…、
加代子ちゃんは、横髪は腰くらい有るのに後ろは首筋の位置で切ってる…変だよな…
でも、横髪を緩く赤いリボンで結んでる所とかが可愛くて…て何で語ってんだおれは!
「おい…歩…」
急に、しんみりしながら卓也が俺の両肩を掴んで
「…キモいぞ、歩…。そして、俺はお前が変な奴になっても、俺は、友達だからな…」
「うん…」
うん?
なんか変だよな…
まいっか!
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