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「………」
「ん!?」
何か気配を感じる…
「お、おぉい、誰なんだよぉ」
すごく腰抜けた声で言った。
すると、背後に気配が!!!
慌てて振り返った。
そこには長いアゴヒゲをはやした、おじいさんが立っていた。
「!!?」
これには驚いた!!
「どなたですか?」
恐る恐る聞いてみた。
「ワシは……」
「ワシは…ハッハッハッ、忘れた!!」
?忘れるか、普通…
「忘れたんですか?」
「ああ、もう死後十数年たってるからのぉ。」
「死後十数年なら忘れますよね!」
お互い顔を見て笑った。
「ハハハハ、ハハハハ。」
!?ちょっと待て!俺は大事な事を見逃している!
おじいさんは死後十数年……
つまり、幽霊!?
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