幽霊が出るん屋

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「実は雨漏りはしてないんです。」 「どうゆうことですか!? では何故依頼を?」 「あの…幽霊です。」 幽霊!? 思わず吹き出してしまった。 白崎美帆の顔が赤くなった。 「笑わないで下さい!!本当なんです!」 涙目でピシャリといいつけた。 「すみません。しかし、幽霊とはどうゆうことですか?」 「それはつい先月の事で、 その時は布団に入って寝てました。 ハッと目を開けたときに、 白くもやもやしたものが、 6月8日までに引っ越せと。 それからも毎晩毎晩私の枕元に…」 すると白崎美帆は泣き崩れた。 「大丈夫ですか?」 あわてて七瀬は聞いた。 「すみません。大丈夫です。 でももう、幽霊怖いんです!!」 なるほど、そうゆうことか。 信じがたいがうけた依頼は絶対に断れないからな。 「了解しました。俺に任せて下さい。」
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