乙女ゲーム自粛します!

14/14
155人が本棚に入れています
本棚に追加
/89ページ
「ちょっ、ちょっと」 心臓が壊れそうです 焦る私に耳元で笑う声が聞こえる。 「いいからいいから…髪、濡れたままじゃ風邪ひいちゃうでしょ?」 彼はそういうと私が首にかけていたバスタオルで髪をくしゃくしゃと拭きはじめた。 「じ、じじぶんでできますから~」 膝の上で暴れる私の腰にどさくさに紛れて手を回している気がするんですが!? 「ははっ、耳まで真っ赤」 あれれ? 本当にさっきまでの柊さんですか?!
/89ページ

最初のコメントを投稿しよう!