最後の戦い

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体育館の玄関を開いて入ってきたのは、3年の神崎 久遠と坂井 輝。 久遠は拳銃を、輝は小銃を装備していた。 そして、輝に寄り添うように柚木 麻美も続く。 戦闘要員ではないが、輝の側を離れようとはしなかった。 2年からは、田澤 翼が独自武装の拳銃を握っている。 ただ、弾丸はもう残り少ない。 そして、クラスメイトの藤崎 聖と山田 正志、それに千葉 翔も一緒にいた。 臆病者だった翔は、金属バットしか持っていないが、覚醒したかのように鼻息が荒い。
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