最後の戦い

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鬼灯の赤い瞳に見入っている間に、先ほど喉を噛みちぎられた2人が立ち上がる。 傷口に白い寄生体が蠢いている。 発症したのだ。 「こちら側の仲間が増えたわねぇ」 鬼灯は勝ち誇ったようにそう言う。 「な、なにを」 輝は銃口を向けるが、引き金をひく事が出来ずにいた。 鬼灯の言葉を待っているのだ。
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