高3 夏~魔の足跡~

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~2週間後~ 朝 [地元の駅] あゆみ…「おはよう。」 みか…「おはよう。」 みかちゃんは地元が一緒で私の元彼の親友の彼女。高校は違うけど降りる駅が一緒だから高1から流れで毎朝一緒に降りる駅まで通学している。 みか…「今日ダンスだよね?」 あゆみ…「そうだよ♪久しぶりのイベントだからがんばる!」 みか…「見に行けなくてごめんね。でも応援してるから!」 あゆみ…「ありがとう♪」 他愛もない話をしてあっという間に駅に着いた。 みか…「バイバイ♪」 あゆみ…「またね♪」 私はまっすぐバス停には行かず毎朝高校の友達と改札前のパン屋さんで待ち合わせしてみんなで登校していた。 しおり…「おはよう!」 同じ学校のしおり。仲良いのに同じクラスになった時がない。私のお姉ちゃんみたいな存在。 あゆみ…「おはよう!」
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