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私と誠は映画館に入り、チケットを買ったあと、一回映画館を後にした。
「どこ行こうか」
「そうだな。近くにアイスショップあったよな?由紀アイス好きだろ?そこ行こうか」
私のことを最優先してくれる誠は本当に優しいと思った。彼のこういうところも大好きだ。
「うん!行きたい!」
誠と私が手を繋いで信号待ちをしていた時
「おい、お前 井上 由紀だよな?」
知らない男が私に声をかけてきた。
「はい…そうですけど……?」
見覚えのないその男に私は警戒しながらも答えた。
「へぇ、お前が……あの女に目をつけられるような奴には見えないがな。まぁ悪く思うなよ。」
そう言って男は不適な笑みを浮かべこちら目掛けて勢いよく走ってくる
私………殺される?
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