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私は1人でとぼとぼと歩いていた
夕暮がいないので調べる気もおきない
すると
プルルルルプルルルル
と携帯から着信音が鳴った
誰だろうと思いながら携帯のサブディスプレイを見ると
"響ちゃん"
と表示されていた
電話に出ると
『暁っ??今どこっ!?』
とかなり急いでいる様子だった
『どこって…
白銀公園のとこだけど…』
『そう…
じゃあ今から急いで春坂さんの家に向かって!!
今すぐ!!』
『りょっ了解!!』
自分で言うのも何だが
私の記憶力はすごかった
依頼書の内容を全て暗記していた
だから依頼人の家の住所も完璧だった
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