8人が本棚に入れています
本棚に追加
/67ページ
ガチャリとドアが開いた。
中からキャリアウーマンって感じの女性が出てきた。
「どちら様ですかぁ?」
「あっ私、春坂深紅と言います。春坂藍深の妹です。」
「あぁっ、藍ちゃんの妹さんね。久しぶり。」
「ご無沙汰してます。あの今、姉が行方不明で…何か知りませんか?」
「えぇっ!?藍ちゃんが行方不明?何も知らないわぁ…」
「そうですか…じゃあこの手紙に思い当たることはないですか?」
と言って、深紅さんはあの手紙を見せた。
「何なに…?
うーん、分かんないわねぇ。
と言うか、これ私当てじゃないと思うわ。」
「えぇっ!?
でもこれ…聡ちゃんって書いてある…」
「私のことちゃん付けしたりしなかったよ…」
「じゃあ誰当てなの…?」
最初のコメントを投稿しよう!