第一章 春坂深紅

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「「え!?」」 響ちゃんのいきなりの言葉に私と深紅さんは声あげた。 「そうですよね、藍深さん。」 「はい…。」 「どういうこと?響ちゃん。」 響ちゃんはゆっくり説明を始めた。 「まず日付について、これは手紙を書いたのが家を出るときだったと強調するためですよね?」 「はい。」 「何で?」 私はとっさに疑問を口にした。
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