飛びかたの知らない黒蝶「未定」

出会い

すぐ送信

３分後
携帯がまた光サブ画面にｶｽﾞ✉のマーク

ｶｽﾞ
『わかる。休みほしい。
みゆは休みなにしてるの？てか明日俺休みなんだけどバイト休みなら会えないかな？』

みゆ
『良いよ☆ミ明日休みだし。学校終わったら遊ぼう。』

軽いな私。
でも今はこんな毎日が楽しいしいいや。

と、予定を埋めることで寂しさをうめていた。本当に何もないときは克哉に連絡してドライブに連れていってもらっていた。

克哉は軽いけど本当はいい男だったのかも。

でもどうでもいい。誰か一人にするなんて今は無理だし。

ｶｽﾞ
『なら学校おわったらどこに迎えにいけばいい？』

みゆ
『○○駅に来て』

毎日ｶｽﾞとのメールが夜中２～３時まで続いてた私はこのメールを送るといつの間にか寝ていた。