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「国分町の殺人事件…」
「そう、その事件、初めて見たわ、血染めの死体を…」
「なんぼ美咲でもビビったんじゃないの…」
「正直言って、驚いたわ…どうするかも解らず犯人に逃げられる所だったわよ…」
「お互いに、大変な所に就職してしまったわね」
「そうだわね、休みの日が楽しみで、こんな時じゃないと、酒も飲めないからね…」
「まったく同感だわ」
と美咲と成美の二人は、食事をしながら、ビールを飲んでいる…これから国分町に、出張って行く腹ごしらえだ…二人は行きつけの店に入った、このビルは国分町通りを曲がった中程にある、凱旋門、ビルの中にある、美咲と成美の仕事は、この店のママしか解っていない、働いてる女の娘も、客も解らないから、気楽に飲める…ママと女の娘がテーブルに付いた、女だけの話だから、芸能界の話やら、最近のファッションの話に花を咲かせていた、そこえ団体客が入って来たので、美咲と成美の二人はカウンターに移動した…店は一気に賑やかになって来た、この店は一元の客は来ない、何時も常連客ばかりだから、安心して飲んで居られる…
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