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そこえ今度は、一人の客が入って来た、勿論カウンターの美咲の隣に座った、カウンターの中に居る女の娘が、セットてボトルを出す
「良いのかな?こんな美人の隣に座って…」
と言いながら、軽く会釈を交した、カウンターの娘が客に
「何、今日は出張帰りなの?」
「そうだよ、サラリーマンは厳しいんだよ」
「何を言ってるのよ、何時も飲み歩いてばかり居て、気楽な稼業じゃないの?」
「まぁな、そうだ今週接待があるから頼むよ」
「了解です…それで一泊二日の出張は、何処だったの?」
「ほらヒョコのお土産だよ」
「ありがとう…東京だったんだ」
「そうだよ、花の東京だよ」
「良いわね、私も行きたいわ、今度連れて行ってよ」
「でもな、東京は怖いぞ…」
「何が…ヤクザが?」
「違うよ、警察が…」
「隣に座って居た美咲は、ドキッとした、話を聴いている訳では無いけど、客と女の娘の会話は嫌でも耳に飛び込んで来る…女の娘は
「何、警察に捕まる様な件をしたの?」
「違う違う、俺がそんな件をする訳無いだろう」
「いや、だって人は見掛けによらないって言うじゃない…それでどうしたの?」
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