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「お前達…神奈川県警を舐めたら、駄目ジャンって言うのよ…」
「へえ、確かに…じゃ、甲府は?」
「オマントウ…山梨県警を舐めたら駄目ズラ…」
「へえ…お前、何処でも知ってるんだな…じゃ、最後に茨城県では?」
美咲と成美は、自分達で言葉が出そうに成って、慌てて口をつぐんだ…
「石井さん…茨城県ね…オメエ…茨城県警を舐めてるんダッペ…って言うわよ…そしたら舐めて何か、居なかっぺ、ってね…解った、石井さん…」
「良く解りましたよ…」
とカウンターの内も外の客にも大受だった、美咲と成美は、大笑いしながら店の外に出た…
「成美、一番丁で食事して帰ろうか…」
「ええ…そうしょう」
と二人は、国分町から、一番丁に向かって歩き出した…
刑事・美咲【第一章…新入】終り。
【第二章…殺人事件】続く…
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