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「美咲、この山はでかいぞ」
「解ってます、仏さんが、何処から遺棄されて来たのかです…県内か?県外か?それに仏さんの、所属していた組織が解れば…」
「それは、すぐに解る、今やってるから」
「早く星を割り出さないと、ヤバイですよ、係長…」
「解ってる、美咲」
早見係長と美咲は、市内の有力組織の事務所に顔を出した、ここの組長は昔からの知り合いだ、知らない者が来たら、鍵は絶対に開けない…
「何ですか…係長、今日は又珍しい、娘さん同伴ですか?」
「いや…この娘は、私ん所の部下ですよ…」
「西東美咲です」
「へえ…女デカか…美人だね…」
「ありがとうご座居ます」
「それで、係長が今日出張って来たのは何の件?…」
「昨日から今朝にかけての殺しの件で何か…と思ってさ、来たんです」
「ああ、ニュースでやってたやつ…」
「そう、その件何ですよ…」
「勿論、内には関係ねぇけど…今の所、何の情報も入って無いですよ…」
「解りました、忙しい所を済みません…」
と言って、二人は事務所を出た
「なあ美咲…昔はよ、ヤクザも堂々と事務所を構えて居たから、こんな時には都合が良かったんだけど、今は警察庁も煩くなって、
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