刑事<デカ>・美咲

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そして、この二人は仙台に来て、美咲は県警の上司、警部補の早見刑事に刑事の心得や、事件現場の目の配り所をたたき込まれて居る…県警は県内のあらゆる所で起きた事件に対応しなければならない、毎日が忙しいけど、花のある仕事場だ、夜の国分町の繁華街で、殺人事件が発生した…酔った客同士が喧嘩に成り、一方の男が、包丁を持ち出して、相手を刺した、救急車が到着した時には、既に刺された男は身体停止息は途絶えていた、殺人事件だ、血に染まった被害者の男が路上に倒れている…初めて死体を見る美咲は、その場に倒れ込みそうに成った、その時…早見係長の罵声が飛んで来る… 「美咲…男にワッパを掛けろ…」茫然と立ちすくんで居た美咲は、我に返った… 「ハイッ解りました」 と言って、歩道に茫然として、つつ立っている刺した男に、手錠を掛け様とする、その男は抵抗してきた、これは、明らかに公務執行妨害だ、美咲は自分より5、6センチ背が低い、加害者の男の顔の上からダンクシュートを一発かました、酔っているとは言え、男は路上に、引っくり返った、
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