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「ええ…誰がそんな事をしたんですか?」
「さあ、誰ですかね…」
鈴木は、今日現在、逮捕されているのは、小池とさゆりと自分の三人だ、小池かさゆりのどちらかだ、流石に困った顔をしているのが解る、鈴木は、又タバコに火を点けた、かなり動揺している…そこに、係長が
「美咲…と呼んだ…」
私の座ってる椅子に替わりの刑事が座って、事件に関係無い世間話を始める、美咲は廊下に出る…
「美咲…携帯の録音か…ヤバイぞ、無理するなよ…」
「ハイ、解りました、でも、あのアフラック鈴木は、かなりしぶとい男ですよ…だから、一発かましを入れただけですから、大丈夫ですよ…」
「解った…」
そして、又、元の椅子に座った
「さあ、何か思い出してくれましたか…」
と言うと、又考え込む、この男、この場をどう切り抜けるか、考えているんだろう、急ぐ事は無い…明日は青葉区片平にある、検察庁に行く、行けば必ず十日の拘留を言い渡される…時間は、たっぷり有る、ブタ箱の中で頭を冷した方が良い…
「ハイ、今日はこれで終ります…」
「ハイ」
と言って、鈴木はタバコを消した、美咲は…
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