刑事<デカ>・美咲

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「ハイ…解りました、明日は、鈴木な今日の話を交えて、押し込みますよ係長…」 「頼むよ、美咲、お手やわらかにな…」 明けて、10月2日、事件から六日目の日だ、美咲は、県警本部に出勤した、美咲より、何時も係長の方が早く出勤している 「おはよう、ご座居ます係長…」 「お早う美咲、今日は、鈴木の取り調べですか、美咲さん…」 何て言って、係長も絶好調だ、休日返上の、捜査は続いている、美咲は、自分のディスクに座る、コーヒーを飲みながら、今日は、鈴木をどう追いつめるか、考えている、そこに係長が 「美咲、捜査本部に行くか…」 と声が掛かった 「はい…」 と立ち上がった所に、ディスクの上の電話が鳴った 「ハイ、県警本部、捜査一課、西東です…」 「事件発生、青葉区上菅田の山林に男性の遺体発見…」 「了解、急行します…」 「係長、事件です…」 「現場は、青葉区大倉湖東の山林です…」 「了解、出発進行、頼むぞ美咲…」 「県警特機隊が出発してます係長…」 「了解…」 美咲は素早く、覆面車にエンジンを掛ける、屋根に赤色灯を回す、サイレンのスイッチをを押す、
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