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空は灰色の雲に覆われ荒れた大地にまだらに立つ枯れた木々。正面に見えるいかにも出そうなという感じの朽ちかけた大きな屋敷。
この場所は見た事のある景色…過去に私がまだ魔法少女と呼ばれていた１７の頃に…
「サニー、来たわよ」
声のする右横を見ると純白のマントをなびかせた、私の仲間スノーがいた。
スノーは気が強くて頑固な所がありよくケンカもするけど、とても頼りになる
私の大事な仲間。
「サニー、スノー、私達勝てるよね？ね？」
スノーの横で祈るように両手を握る紫色のマントを着けて気が弱そうなのがレイン。性格はおっとりしていてマイペース、ちょっぴり恐がり屋さんのおとなしめの女の子。
そんな彼女だけど、私の大切な仲間。レインはやるときはやるんだから！
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