プロローグ

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「北…、アメルディア帝国の大森林地帯よ。」 「……アメルディアの大森林〈魔女の庵〉ですか。」 「む、この雌の住んでる場所も〈魔女の庵〉と呼んでいなかったか?」 いきなり雑談をしていた魔王が話に入ってくる。 「ああ、魔女が住んでいる場所は全て〈魔女の庵〉と呼ばれてるよ。しかし、それが地名になるほどの人数と規模を誇るのがアメルディアの大森林地帯と言う訳ですよ。」 「ええ、そしてその庵を支配者であり、魔女3万4千人を束ねるのは銀色の魔女…私の愚姉。だから心配は何もいらないわよ?」
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