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そんな華羅ちゃんが、今、私の目の前で
「こーんにちはぁ、突如咲き誇る輝くフラワー!絶世の美少女転校生!白木華羅ちゃんでぇっす!」
スベッている。
ものすごく……スベッている。
えっと、白木華羅ちゃん。
うん。間違いなく私のかつての親友だよ。
小学校から中学校へ上がる時、離れ離れになっちゃった白木華羅ちゃん。
で、今、その華羅ちゃんは黒板に名前を書いて先生に自己紹介を促されたんだよな。
そこは典型的な「○○です、よろしくお願いします」でいいのではなかろうか。
これは……ウケ狙いということでいいの、かな?
「からタンは彼氏はいないんで~!男子諸君からのアタック待ってまあす!えへぺろ☆」
てへぺろ☆じゃね?
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