二人でひとつ

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「梅ちゃん、梅ちゃん、梅ちゃん」 「んーなに?」 「梅ちゃーん、うーめーちゃん」 「もー何? うるさいんだ…って何で私の服きてんの!?」     そこには私の服を着た有華が満面の笑みで立っていた。 「んーあ、これ?梅ちゃんの匂いするから着たぁ」 「えー嫌だぁ伸びちゃうじゃんか」 「だって、梅ちゃんの匂いするから一緒におんくても寂しくないやんっ」 あら、可愛いらしこと言っちゃって← っじゃなくて、 「いっつも一緒にいるじゃんかぁー」
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