第4章

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また明日もあの人と話が出来る。 明日の試験、絶対に合格しな ければならない。 俺はその為に全てを捨てて来たの だから…! 次の日、俺が部屋で待っていると ローザがやって来た。 「よく眠れた?」 ローザはベッドの端に腰を掛け、 俺の顔色を観察する。 「はい。」 「顔色も良いし、 大丈夫そうだね」 安心したように顔を緩める。 「それじゃ、行こうか。 訓練場で入隊試験をするから。」
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