第1章

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ヒトとサカナ。 こんな大きな壁、 俺には越えられない。 どんなに、彼女と話したくとも。 どんなに、彼女に触れたくとも。 俺は、この岩陰から 見ていることしか出来ない。 「ローザ…」 俺は愛しい彼女の名を呟くと、 海へと帰った。
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