第4章
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入隊試験が始まった。 ジャンクは木刀を上段に構える。 俺が剣先を小刻みに揺らして 探っていると、相手は思いっきり 木刀を振り下ろして来た。 キィィン… 「そこまでっ!」 ビエルの鋭い声が響く。 勝負はたった一撃で終わった。 俺の、勝ちだ! 「すごいなぁ」 ローザは感心したように呟く。
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