第4章

20/22
前へ
/81ページ
次へ
ビエルは困ったように眉を 寄せた。 「大丈夫か? レイル君を疑っているわけでは ないが、お前は女の子 なんだそ?」 ローザはそれを聞いてにっこりと 微笑んだ。 「ビエルさん。 こいつなら心配ねぇよ。」 2人の会話に入れず黙っていると ローザが不安そうに見つめて きた。 「勝手に決めちゃってるけど、 私の隣はイヤ?」 「い、いえ! そのような事はありません!」 潤んだ瞳で見つめないで 欲しい。俺の心臓が保たない。
/81ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加