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ビエルは困ったように眉を
寄せた。
「大丈夫か?
レイル君を疑っているわけでは
ないが、お前は女の子
なんだそ?」
ローザはそれを聞いてにっこりと
微笑んだ。
「ビエルさん。
こいつなら心配ねぇよ。」
2人の会話に入れず黙っていると
ローザが不安そうに見つめて
きた。
「勝手に決めちゃってるけど、
私の隣はイヤ?」
「い、いえ!
そのような事はありません!」
潤んだ瞳で見つめないで
欲しい。俺の心臓が保たない。
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