第4章

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ローザの顔が見る見るうちに 赤くなって行った。 「そ、そそんなことな、 ないだろ!」 もの凄い慌てぶりである。 「あぁ、そういやぁ そうだな。」 ビエルも同感した。 そして、にやりと笑うとローザの 肩をポンと叩く。 「そういう事だったのか。 それなら部屋は隣の方が良いな!」 どういう事だ。 「ど、どういう事だよ! な、何の事言ってんだ!!」 ローザはわかっているのか 顔を更に赤くしながら叫んだ。 「─もう、好きにしろっ! 行くよレイル!」 その様子に2人は微笑ましい とでも言うように見ていた。
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