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ローザの顔が見る見るうちに
赤くなって行った。
「そ、そそんなことな、
ないだろ!」
もの凄い慌てぶりである。
「あぁ、そういやぁ
そうだな。」
ビエルも同感した。
そして、にやりと笑うとローザの
肩をポンと叩く。
「そういう事だったのか。
それなら部屋は隣の方が良いな!」
どういう事だ。
「ど、どういう事だよ!
な、何の事言ってんだ!!」
ローザはわかっているのか
顔を更に赤くしながら叫んだ。
「─もう、好きにしろっ!
行くよレイル!」
その様子に2人は微笑ましい
とでも言うように見ていた。
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