雨の日の秘密

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「せ、せんせ…」 制服のブラウスの上から、先生の手が私の両胸に交互に触れていく。 初めてその場所に触れられて、最初は身を固くしていた私だったが、 与えられる微妙な刺激に、だんだん力が抜けてしまう。 手のひらで胸の膨らみに沿って優しく撫でられ、 突起した部分を指先で弄ばれ、 私は、堪らなくなり声を漏らす。 「ん…あっ…」 「……」 「…せんせ…も…私…」 ただ、優しく触れられているだけなのに、体の奥が甘く疼いて泣きそうになってくる。 「…佐伯…」 名前を呼ばれて顔を後ろに向けると、熱っぽい先生の瞳とぶつかった。 *
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