5283人が本棚に入れています
本棚に追加
熱っぽい視線を、じりじりと感じて、恥ずかしさから私は顔を背けて言った。
「や…先生…そんなに見ないで…」
「見るだろ、普通。」
「…だって…恥ずかしい…」
「何が恥ずかしいの？こんなに綺麗な肌してるのに…」
先生は鎖骨を指でなぞりながら、唇を胸元へと移動させていく。
かあっ、と羞恥が込み上げて、反射的にキャミソールの上から胸元を押さえると、
先生は私の手を掴んで、自分の首の後ろに持っていった。
キャミソールの上から私の胸に、先生が優しく触れる。
さっきよりも布１枚少ないだけで、先生の微妙な指の動きに体が敏感に反応してしまう。
ビク、と動いて吐息を漏らすと、先生はキャミソールの隙間から胸の膨らみに舌を這わせて言った。
「胸、弱いんだな。」
「…っ…」
「直接触れてないのに、そんな顔して…敏感すぎ…」
「…だって、先生が…あっ…」
甘い痺れが全身を走り、私は首の後ろに回した手で、先生にぎゅっ、とつかまった。
先生は、キャミソールと肌の間に指を入れて、ピンと引っ張った。
「…佐伯…」
甘い声で愛おしそうに、先生が私の名前を呼ぶ。
胸の膨らみとブラの一部が露わになると、
先生は胸の膨らみに唇を寄せて、ちゅ、と吸い上げた。
「…んっ…」
軽い痛みを感じながら、先生が何をしようとしているのか、理解する。
…先生…キスマークつけてくれてる…。
唇を離した先生は、白い肌についた綺麗な赤色を指でなぞると、
はだけたブラウスを直して、痛いくらいに私を抱き締めた。
*
最初のコメントを投稿しよう！