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じわっと潤んだ瞳で見返してみるけれど、先生は知らん顔をして指先を滑らせていく。
肩から体のラインに沿って下へおりていった先生の指先は、脇腹を通って腰まで到達した。
腰のラインを優しくなぞられて、びり、と身体に甘い刺激を感じた私は、小さく声を漏らす。
軽く膝を立てて身をよじると、その拍子にTシャツワンピースの裾が少し捲れて、真っ白な太ももが露わになった。
先生は顔を近づけて、私の耳元でイジワルに囁く。
「……じっとしてろ、て言っただろ?」
「……だって、先生が……」
「それとも……そこも触って欲しい、てこと?」
「違っ……」
先生の手が、私の太ももに触れる。
焦らすようにゆっくりとした動きで撫でながら、先生の手が私の太ももの裏側に回った。
感触を確かめるように、先生の手は何度も太ももの裏側を上下していく。
「……ここも、少し痩せたな……」
私の太ももに触れたまま、先生が不満そうな声で呟いた。
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