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正直イラっときた。
でも気弱な私は謝る事しか出来ない。
「ごめんなさい…」
また申し訳なさそうに下を見ながら言う。
「…チッ。それよりさ、購買でアンパン買ってきてよ。２つお願い～！」
急に高橋さんが満面の笑みで甘ったるい声を出してきた。
アンパンぐらい自分で買いに行けばいいのに…。
これは、パシりってやつ？
「ねぇ、お願～い！はい、これお金ね～！」
ジャラジャラと小銭を机の上に置かれた。
「えっ……あ…」
パシりなんていやだなぁ…、でも高橋さん怖いから断れないし…。
「じゃ、よろしくね～！」
高橋さんは笑顔で他の女子が固まってる机に走っていった。
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