仮面ライダーガイル

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仮面ライダーガイル ■新たに甦った二人目の古代戦士 西暦2000年。 「リント(人)」を獲物とした殺人ゲームで優劣を競う、古の戦闘種族「グロンギ」が、突如として復活を果たした。 過去、そのグロンギを全て封印し、自らの意志で眠りについた古代の戦士「クウガ」の弟子であった二人目の古代戦士の力を受け継ぎし者……。 それが強い意志を心に秘めた城南大学の現役生・木田隼人(きだはやと)が変身する「仮面ライダーガイル」である。 木田は、クウガ・五代雄介と同様、体内に埋め込まれた霊石「アマダム」の力で己の肉体をガイルへと変化させ、傷付いて欲しくない人々を守る為、クウガと共に戦いの渦へと飛び込んでいく。 ガイルの力を発現する時、木田は、まず腹部の中心に掌を翳す。 すると眩い輝きと共にベルト状の「アークルス」が出現し、木田の腰に装着される。 そして左腕を右斜め上に構え、それと同時に甲を下にした右拳を腰の横に構えた後に、大きく広げる様に左側へ移動させた左腕を下ろしつつ、左の掌で右拳を包む様に押し下げて『変身!』。 掛け声と共に木田の身体が徐々にガイルへと変貌していき、頭部まで変われば変身完了となる。 尚、木田が初めて変身した際は、最初からガイルの基本形態といえる「フラッシュフォーム」に変身し、カメレオンの能力を持ったグロンギ「メ・ガルメ・レ」を、封印のエネルギーを込めた必殺のジャンプキック「フラッシュキック」で撃破した。 尚、ガイルという名は、バラの能力を持ったグロンギ「ラ・バルバ・デ」との初対面で、バルバがガイルを指して発した言葉から名付けたものである。 警察やマスコミはガイルの事をクウガと同様の存在と捉えている為、クウガを『未確認生命体4号』と呼ぶ様に、ガイルを『未確認生命体新4号』と呼称。 新4号は果たして人類、クウガの敵なのか、それとも味方なのか……? 様々な世論が飛び交う木田の心も揺れるが、グロンギを倒し、人々を救うという固い決意が変わる事はなかった。
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