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[解説]
色が比喩に使われるのは自明である。一般的に黒は“死”を意味すると言われている。
“死”の地面とは動物がいずれ戻る場所だからである。
地面に回帰したくないので生活する。すると、地面はあしらわれた感も手伝って極まりが悪い。
植物は地面の力を直接借りながら生活している。一番地面のことを知っている彼らは、回帰する摂理を十分に知っているから抗うことなく動きもせず待ち続けるのだ。だから、あしらう生き物を見ると微笑ましく見えたりする。
“おかあさああん”とは、母なる大地である。
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