写真部。

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大好きな哉汰に会いに行く為、放課後のSHRが終わってすぐに教室を飛び出す。 人気者の哉汰は皆に囲まれていて見えない、だから名前を呼ぶ。 「…哉汰…っ」 俺の精一杯の声は周りの話し声で掻き消されてしまう。 ダメかな… もう一度呼ぼうとした時、席を立った哉汰の頭が周りを囲む人達の真ん中から飛び出た。 そして俺のほうを見てにこりと微笑み、こちらに近づいて来る。 .
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