159人が本棚に入れています
本棚に追加
最初はほんの出来心だったんです!信じてくださいほんとです!!!
秋葉荘を書きはじめたのは、本当に些細なきっかけでした。
わたしは涙もろいので、よく泣いてます。映画を観て泣き、歌を聴いて泣き、アンビリーバボー(番組)とかは高確率で泣きます。
そしてもちろん、小説片手に泣きます。あまり読みませんが(笑)
すげーなー文字だけで人を泣かせるって、人の気持ちを動かすってすげーなー!と思ったわたし18歳。
書きはじめた、秋葉小説。
そして秋葉荘にて、。
秋葉荘にて、には実はコンセプトがありました。
「最高の幸せ」っていう。
ちょいちょい質問をいただくのですが、秋葉荘住民はみんな女です。
女同士で結婚ができる。女同士で子供ができる。そして何より、それが普通な世界故に溢れる幸せ。
大好きな友達やそこで知り合った人と、ぼろいアパートで仲良く暮らせる。壁が薄くて声が聞こえる、床が脆くて足音が聞こえる。そんな幸せ。
貧乏だけど、愛する人が隣にいるだけでいい。小さくてぼろいけど、すぐ隣に大切な人たちがいるだけでいい。
秋葉荘にいる時間は穏やかで、いつだって青空に白い雲が浮かんでいるみたいな、そんな幸せで満ちていて。
ありえない。だからこそ、小説にしたかった。文字にして、皆さんに伝えて、そして一人でも多く秋葉荘住民の幸せをおすそ分けしたかった。
どんな話もハッピーエンド。
そんな馬鹿みたいにありきたりで、ありえないお話を書きたかったんです。
最初は短編小説の予定でした。例えるなら、サザエさんみたいな(笑)
終わりのない、緩やかな幸せを書いていこう。と。
しかし、気付けば最終回を考えていました。考えただけでも、幸せすぎて泣けるような(笑)
大島家や秋元家の過去を書いたように、指原たちがいつか大人になった時は過去編として扱うお話。
萌乃とすれ違ったり、北原が事故にあったり、大家が指原を怒鳴ったり。大島家や秋元家、高橋家、大堀家にあった過去編のように。
彼女たちが作り上げていく過去編を書けることが、とても嬉しかったんです。
これから書いていくものは、寂しくもあり嬉しくもある内容ばかり。
まだ一緒に過去編を作り上げていくのを、手伝ってもらえたら幸いですm(_ _)m
最初のコメントを投稿しよう!