実存

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気がつくと、 僕は、「学生」なるものに なっていた。 前回よりも、 少々若い風貌に変わり、 学校に通っている、 と言う設定のようだ。 この世界にも、 大十字九郎は在るようだか、 僕と最期の死闘を 繰り広げた九郎とは、違う。 この世界の九郎は、 僕の学校の先輩 と言う位置付けで、 面白い事に、 九郎の息子の九朔が、 僕と同学年、 同じクラスに居るのだ。
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