学園で依頼

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「あははははははははははははははははははははははははははは!!」 ただいま、村を出た森の中でカエデを拷問中。 適当な木に縛りつけて電気棒を押し付けている。 理由?ムカついたからとストレス発散だよ。 鬼畜でも外道でもなんとでも呼んでくれ。 「や、やめて...やめてください...」 一度電気棒を離すと、カエデは涙目になりながら訴えてきた。 勿論、俺は、 「断る」 「い、いやあはははははははははははははははははははははははははははは!!」 「ヒュー...ヒュー...」 10分後ぐらい、ビクンビクンと痙攣しながら涙目で地面に横たわる制服姿の美少女。 ここだけ見るとかなりヤバイのかもしれない。 「あ、あの、ライさん?さすがに酷くないですか?」 そんな中、最初から傍観していたルナがおずおずと聞いてきた。 「大丈夫だ。数分もすれば元に戻る」 「そ、そうですか...」 「それよりもルナ」 「な、なんですか?」 「俺の敬語は鳥肌がするらしいな」 「え?」 ルナはわけわからないという反応をするが、 「.....あー...えっと、その.........テヘッ」 何のことか思い出して狼狽えた後、右手で拳を作り自分の頭にコツンと当てて、テヘッとか可愛らしい声を出した。 非常に可愛らしいが、それで許してもらえるのは普通の男だけだろう。俺は自分が捻くれているとハッキリ言える。 「どうしたんだ?いきなりテヘッ、なんて言って。そんなことしてなにかあるのか?」 俺は電気棒のスイッチを入れる。 「あ、あはは...それはですね...」 ルナは乾いた笑い声を出す。 「それは、なんだ?」 電気棒を構えてゆっくりとルナに詰め寄っていく。 そして、 「ごめんなさい!」 俺とルナの距離が2m程になると、ルナは汚れるなどお構いなしに地面に正座、両手を地につけて頭を下げ謝る。 土下座というやつだ。というか何故お前が知っている。 でも、 「...まぁそこまで謝ってるなら、許してやら......」 「ライさん...」 「ないが」 「.........」 ルナは一転、安堵の表情から冷や汗を流す。 なんだ?謝っただけで許してもらえるとおもってたのかい? カエデだけやってお前だけ見逃してもらえると思うなよ? 「レッツ、ダンシング!」
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