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「.........」
ボロボロの体で横たわるレイ。
カツーンカツーン
再び地下へ降りてくる足音が聞こえる。
それは顔を出し、
「よぉ、大丈夫か?」
特に気にかける風もなくいった。
「......ら...い..?」
レイは声を絞り出して言った。
「うわー、あの雌豚、また酷くやったな。【ヒール】」
ライは回復魔法をレイに施す。
「......ん、ありがとうライ。楽になったよ」
「お前が捨てられた後、恨まれたら面倒だからな。それじゃ俺はこれで」
ライは地下を後にする。
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