ペドにおくる幼女の言葉

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そして俺は目を閉じて眠りにつきそうなところで、 「それで、そろそろ授業に行かないの?」 「ここは昨日の事を考慮して見逃してくれると期待してました」 「それは貴方が本当に疲れてたり怪我してたなら見逃したかもしれなけいけど、全然そんな風に見えないわ」 そりゃ、先生の言う通り怪我もしてないし身体も疲れてないけど、 「精神的な疲れがあるんですよ。なにもかもどうでも良くなって寝ていたい気分の時ってありませんか?」 「さぁ?分からないわね」 わざとらしく笑みを浮かべてとぼける先生。 「先生が分からなくても別に......?」 ふと、この学園内で違和感を感じた俺は、起き上がって原因が何か探る。 「?急にどうかした?」 先生は違和感は感じてないらしい。あれほど寝ようとしていた俺が急に起き上がった事に疑問を感じている。 「ちょっと待ってください。学園内のどこかに違和感を感じるんで」 「違和感?......私には何も感じないわ」 とりあえず俺は探査魔法で学園内を調べる。 すると、一箇所だけ探査魔法で探査出来ない場所がある。結界で覆われたような、しかしそこだけ何かに隔てられて侵入できない。 結界程度なら俺はそれを意に介さずに探査出来る筈だ。それが俺でも出来ないときとは、よく俺が使っている空間魔法で空間を隔てたときだ。
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