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「とりあえず、お前の死因について説明するぞ。」
「お前は3月7日16時30頃、俺(私)によって死んだ。ただし元々お前は今日死ぬ予定ではなかった。」
「お前は俺(私)の手違いで死んだ。本当ならばお前の近くで死んだ青年だけが今日死ぬ運命だった。」
「神は業務として生命の管理をしなければいけない。簡単に説明しよう。」
「命は蝋燭だと思ってくれ。俺(私)達はお前達の火が消えかかっていたら消さねばならない。」
「だが、今回消すときに問題が起きてしまった。まぁお前の蝋燭に肘が当たってしまったと思ってくれ。」
ぇぇぇぇぇぇぇぇえ!!!!!そんな理由で死んだの?俺、報われ無さすぎだろ!
「しかし無限と命があるなかで、そのようなミスは起こらないはずはない。だからそのミスで死んでしまった命は、来世を変更する。来世は幸せになれると言うことだ。」
「お前も例外では無いのだが…その、俺(私)はもう1つミスを起こしてだな…」
ん?いきなり申し訳なさそうな表情になったぞ?
もしかしてあの飛来物か?
「お前らの世界に紛れたウイルスのようなものを殺すために、ちょうど食べていた柿の種を強化して当てたんだが…運よく原形を留めたまま地球に落下してしまった。」
ふむ。つまり俺の死因は柿の種か……
どうせならピーナッツのほうが……
「ふざけんなぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「どうしてくれんだよ!俺の童帝、柿の種に奪われたじゃねぇかぁぁぁぁぁあ!」
「怒るところがおかしい。とりあえず、すまなかったな。こればかりは反省している。」
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