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勝手気ままにくつろぎ、
自宅のように寝ころがり
しまいには、シャワーまで
・・・マネージャー宅は、
合宿所化していった……
一次会は、バンドメンバーを
含め、ライブスタッフも合わせ
会場を設けていたが、二次会は
プライベートに近い人達のみ
参加となり、たまに《酒場》と
化す佐藤のマンションに、
暗黙の了解でなだれこんだ
結婚祝いをされる立場の
ナツオが、今やコック変わり
・・・ヒドイ仲間たちである
「ありえねぇっての!」
家主、恋人の淳子、悠子と
3人でヒソヒソ語り合い、
裕次郎、アキト、アツヤ
そしてヒロシの4人は、床に
座り込み、意識なくなる寸前
にまでデキ上がっている
「裕次郎ぉ!ムスメはやっぱ
イイ♪可愛いじょおぉ!」
「ウルセぇぇぇ!」
無理やり肩を組み、裕次郎を
離さないアキトは、ムスメへの
親バカぶりを聞かせ続けた……
「イイか!?聞けっ!!ゼッタイ
男でなくムスメだじょっ!
生後0日でな、オレの目を見て
微笑んでくれて・・・1日目で
ウインクしてさぁ……でな…」
アキトは子育て日記を語りだす
・・・たぶん永遠に・・・
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