新たなスタート

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「ゴメン……お疲れサマ! ねぇ、1部屋借りてきた から少し飲もうよぉ♪」 ナツオが振り向くと、チカが すぐそばに立ち、缶ビールを 掲げて笑みを浮かべていた 「あぁ……だよな♪勝手に皆 やってるし、いきなりアツヤは シャワー浴びてるし……オレら だって好きにしてもイイか♪」 もともと、マンションの一室を ナツオの隠れ家にする目的に あったため、広めの間取りで 3LDKを使用している キッチンから出て、玄関から 一番近い部屋へと入った 「カギかけようぜ……ッチュ!!」 「ッッ!!……えっ、待ってよ!」 「待てないっ!ムリ!」 締めた瞬間には、もう肩に 手をまわし準備万端な状態 ・・・一秒でも早く、 ふたりきりの空間が欲しくて 実はイライラが募っていた… ナツオは念願が叶った
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