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「なんで美優ため息ついたの。」
「だってさぁー、優梨高校入学してから何人に告白された?みんな優梨に告白してふられてるじゃんか。あたしは優梨のこと誰より分かってるよ?でもあたしだって親友に幸せになってもらいたいって思ってるのよ?優梨は可愛いし美人だし性格良いし。ただ欠点一つ述べると、ガード固くて警戒心が強いって事かな。」
そういって美優は私を見てくる。可愛いとか美人とか全部違う。私にそんな要素どこにもないもの。
「私はそう簡単に好きにならないから。そんな軽い気持ちになりたくないんだもん。」
そんな話をしていた私達とはうらはらにチャイムがなり、ガヤガヤと生徒達が教室に戻っていった。
私達がいた屋上は太陽の光があたり暖かさを増していた。
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