第一章 "出会い"

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第1話 「どこ行きやがった!?」 「まだ近くにいる筈だ!探せ!」 「俺はあっちに!」 どうも始めまして 鷹谷 由樹(タカヤ ユキ)と言います 普段はこんなしゃべり方しねーからいつも通りにいこう 今は迷路の中で鬼ごっこだ 右も左も曲がり角 イキナリだがピンチっぽい なぜ「ぽい」なのか? まあ余裕はあるから 相手が大勢? カンケーネーよ だって俺にも… 「みつけ…!」 ガン ?「危ないですよ、由樹」 由「ありがとう、マイク」 こいつの名前は… みんな分かんないからマイクって呼んでる 名前の通り外人 マ「気を付けないと…」 と、そこまで言ったところで俺はすぐさま銃を出した マ「いっ!?」 頭を下げたあとに俺の銃が火を噴かない その理由は麻酔銃だから マ「危ないですよ!」 由「敵いたんだよ」 マ「教えて下さいよ!」 由「その距離でか?」 マイクが振り向くと、そこにはあとコンマ一秒遅かったらマイクの頭へ振り下ろされていたであろう岩が、倒れた黒服の両手にもたれていた マ「………なる程、ありがとう由樹」 由「礼なんかいいよ、それよりは、他の奴らが…」 ?「キャー!!」 マ「…!」 由「水那か!」 マ「アッチから聞こえました!」
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